新世紀JA研究会へようこそ

 平成18年10月に新世紀JA研究会を立ち上がった当研究会は、農業担い手の問題・JA改革など課題山積の厳しい情勢の中で、新世紀の新たなJA運営を担う組合長はじめ役員が、こうした課題について率直に課題を語り合うなど忌憚のない意見交換や情報交換の場として発足したものです。
 お陰さまで、研究会の発足以来、これまでに、30回の全国JA現地セミナー(年2回)を開催してきました。また、要請活動についてもJAの農業経営、農業施設関連補助金の返還義務の緩和、餌米政策の推進、JAバンク支援基金の掛け金凍結・貯金保険機構掛け金の引き下げ(両基金の経費節減効果は、全JAで年間約230億円程度)など、多くの成果をあげることができました。
 また、令和元年度からは、課題別セミナーを開催し、JA役職員の課題の共有と意識啓発に努めています。コロナ禍のため、現地セミナーを開催できていませんが、ズームによる課題別セミナー・ミニ研究会などオンラインでの開催を工夫するなど、今後も情報・アイデア交換・資質向上・相互の研鑽の場として積極的に活動を展開していく所存です。
 JAを取り巻く環境はさらに厳しくなることが予想され、今後ますますJA運営を担う役職員同士の情報交換や交流が重要となります。全国のネットワークを生かして、力を合わせ、厳しい新世紀時代を乗り切っていくことが出来るよう皆様のご参加をお待ち申しております。
 

  新世紀JA研究会 代表 井口 義朗 (JAみっかび 代表理事組合長)